Elizabeth Wickham
モーツァルト、ベンジャミン・フランクリン、ティム・クック、オプラ・ウィンフリーと水泳をする我が子の共通点とは何でしょうか?かつて早起きだった、もしくは今もそうだということです。夜明け前から起きていて、朝練の準備をする子供たちと同じですね。
まだ暗い朝5時には車を出して子供をプールへ送るのは、水泳ママとしてのお気に入り時間リストには入っていませんが、私の場合は他の親御さんたちと当番制にできたから良かったのと、気づけば子供は自分で運転できるようになっていました。多くの研究によると、10代の子供たちにはもっと睡眠時間が必要で、体内時計に合わせるために学校の始業時間さえも遅らせたほうが良いとも言われています。朝練って子供達にとってマイナスなのでしょうか?朝練のメリットを考えれば、マイナスではないと私は思っています。週に2,3回に限定すれば、朝練は子供たちにとってプラスになるはずです。
水泳が上手くなる以外にもある、朝練の3つのメリットについてご紹介します。
1 管理能力
子供たちは水着類やタオル、シャンプー、コンディショナーをカバンに詰めて、6時よりずっと前には準備を終えています。他にも、宿題や教科書、お弁当や制服なども学校用のカバンに準備しなければいけません。前の晩には準備を始める必要があるわけです。というわけで、レポート提出期限の直前になってプリンターの紙詰まりやインク切れで焦るというようなことは、水泳の朝練をしている子たちにはあり得ないわけです。宿題を先延ばしになどせず早く終わらせて、早く寝たいと思うはずだからです。
2 早起きの習慣
CEOからアーティストまで、成功している人には早起きの人が多いです。早朝の静けさが、思考や創造的な仕事に向いていて、誰にも邪魔されることなしに、やるべきことをしっかりと終えられるからです。私たちの子供たちも、10代のころから朝方の生活を導入済みなので、水泳を続ける間もしくはその後の生活においてもずっと、その朝方習慣と恩恵は続いていくことでしょう。
3 達成感
日が昇る前にすでに達成感を持つことができます。まだ寝ていたいという気持ちに打ち勝ち、クラスメートが布団の中にいる時間には既に、盛りだくさんのトレーニングを終えているわけなので、その達成感はセルフエスティームを高めます。もちろん疲労感もあるでしょう。でも自尊心と自分の持つ力を信じる気持ちで満たされるはずです。
読者の方の朝練のメリット・デメリットの経験は?
Elizabeth は自分の子供たちのクラブチームで、ボランティアとして14年間に渡り従事してきました。役員、資金調達担当、ニュースレター編集者、広告塔などを兼任。ワシントン大学文学部卒でジャーナリズムを専攻、マーケティング、広告、広報の分野で長いキャリアを持つ筆者。 the Los Angeles Times, Orange County Parenting 、 Ladybugなどの新聞や雑誌に寄稿。ブログで子育てに関する記事も執筆している。